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2008.05.07

[N810]NOKIA N810とAdvanced/W-ZERO3[es]でBluetooth PAN

2008.05.10追記:これに関係して、接続/切断支援MortScriptを書きました。以下のエントリです。
[Windows Mobile]Advanced/W-ZERO3[es]でのBluetooth PAN接続/切断支援MortScript

ICSInstall.CABとWMWifiRouterをインストールすれば、Advanced/W-ZERO3[es]は無線ルータとして機能するようになり、NOKIA N810からも使えるわけですが、無線LANは消費電力が多いので、できればBluetooth PANで接続したいものだと思っていました。

試行の結果、NOKIA N810とAdvanced/W-ZERO3[es]とをBluetooth PANで接続でき、Advanced/W-ZERO3[es]が、NOKIA N810の無線ルータとして使えるようになりました。

ちなみに、自分がAdvanced/W-ZERO3[es]に接続しているBluetoothドングルは、IBSJapanのIMUB-01です。

手順を書いておきます。

Advanced/W-ZERO3[es]側の設定

Bluetoothドングルを使えるようにします。
自分が使っているのはIBSJapanのIMUB-01ですので、Enablerをダウンロードしてインストールしました。

「スタートメニュー>設定>接続>Bluetooth」を起動し、モードタブのチェックボックス「Bluetoothをオンにする」と、「このデバイスを他のデバイスからも検出できるようにする」をOnにします。

ICSInstall.CABをインストールします。ダウンロードには会員登録が必要です。

WMWifiRouterをインストールします。インターネット共有の設定をやってくれるからです。
以前は、インターネット共有(ICS)の設定だけをしてくれる「em1ics helper」というものがあったのですが、公開停止になってしまいました。
WMWifiRouterの最新バージョンは、「em1ics helper」がやってくれた設定もいっしょにしてくれますので、「em1ics helper」にこだわる必要はありません。

WMWifiRouterはシェアウェアですので、レジストしないでいると試用期間が過ぎて使えなくなりますが、インターネット共有(ICS)の機能は、その後も継続して使えます。

WMWifiRouterといっしょにインストールされた「\Windows\wmwr_cprog.exe」を実行します。
すると、タスクバーに見慣れないアンテナアイコンが表示されると思います。インターネット共有は、この状態にしておかないと動きません。「\Windows\wmwr_cprog.exe」のショートカットを「\Windows\スタートアップ」に作って、起動時に実行されるようにしておくのも手でしょう。

「\Windows\IntShrUI.exe」がインターネット共有を開始するアプリケーションです。WMWifiRouterをインストールすると、「スタートメニュー>プログラム>IntShrUI」としても登録されます。

NOKIA N810側の設定

「Settings>Control panel>Bluetooth」を起動し、チェックボックス「Bluetooth on」、「Visible」をOnにします。

Advanced/W-ZERO3[es]側ではBluetoohドングルを差して起動させておきます。
しかる後にNOKIA N810側でさきほどの「Bluetooth」設定ダイアログを開き、「Devices」ボタンを押します。
さらに「New」ボタンを押して、デバイスの検索をかけます。見つかったAdvanced/W-ZERO3[es]の項目をダブルタップし、Passcodeを適当に設定した後、「OK」ボタンを押します。
Advanced/W-ZERO3[es]側でPasscodeを入力して、登録を完了させます。

完了した項目を選択し、「Edit」ボタンを押します。
ここで表示される「Device name」と「Bluetooth address」をメモしておきます。

maemo-panをインストールします。マニュアルでは「Settings>Control panel>Phone」でPANの接続相手を登録するとありますが、Advanced/W-ZERO3[es]+Bluetoohドングルは、「Phone」では見つからないと思います。

以下のようなシェルスクリプトを用意し、BTADDRとBTNAMEを、さきほどメモしたものに置換します。

#!/bin/sh
BTADDR="00:00:00:00:00:00"
BTNAME="Pocket_PC"
gconftool-2 --type string --set /system/osso/connectivity/BT/preferred ${BTADDR}
gconftool-2 --type string --set /system/bluetooth/device/${BTADDR}/name ${BTNAME}

BTADDR→「Bluetooth address」
BTNAME→「Device name」

上記スクリプトをbtadd.shとして保存したとすると、

$ sh btadd.sh

などとして実行します。
このスクリプトは、「Settings>Control panel>Phone」で設定を変更してしまわない限り、一度実行すればOKです。

接続手順

■Advanced/W-ZERO3[es]側

「\Windows\IntShrUI.exe」ないしは「スタートメニュー>プログラム>IntShrUI」を実行します。

「PCとの接続」を「Bluetooth PAN」に、「ネットワーク接続」は、ダイヤルアップに使うエントリを指定します。自分はデフォルトの「CLUB AIR-EDGE」を使っています。

そして、「接続」ボタンをタップして、接続の確立を確認します。

「\Windows\wmwr_cprog.exe」を実行して、デフォルトとはデザインの異なるアンテナアイコンをタスクバーに表示させておかないと、うまくいきませんので注意してください。
つまり、デフォルトのもの、そしてwmwr_cprog.exeを実行することで表示されるものと、タスクバーにアンテナアイコンが二つ表示された状態にしておくわけです。
邪魔ですが、仕方がありません。

■NOKIA N810側

画面上部のWifiアイコン(?)をタップし、表示された「Select connection...」メニューを選択。
「Select connection」のダイアログにて、項目「Bluetooth-PAN」を選択すれば、それでOKのはずです。

Bluetooth-PANが確立しても、Wifiアイコンは薄灰色から白色には変化しませんので慌てずに。

Mac OS X LeopardでもOK

この状態のAdvanced/W-ZERO3[es]で、Mac OS X LeopardともBluetooth PANで接続でき、無線ルータとして機能させられました。
詳細はまたの機会に。

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