続デジタルガジェット音比べ 周波数特性計測(W-ZERO3[es]/iPod nano)
以前エントリした「デジタルガジェット音比べ 周波数特性計測(999円プレイヤーDN-2000/Zaurus SL-C3200/SigmarionIII/iPod等)」の続きをやってみました。
といっても、今回は自分の手持ちの機材でなく、くろぶろぐさんのエントリ「W-ZERO3 [es] の音質について」で公開されている、W-ZERO3[es]で再生したスイープ信号のWaveSpectraによる可視化です。
何でも、W-ZERO3一族はヘッドホン端子からの音のサンプリングレートが22kHzらしいのです。
それが本当なら、何とも残念。
というわけで、早速お借りしたデータを可視化してみたところ、やっぱりW-ZERO3[es]は22kHzのようですね。
理論値通り、11kHzぐらいまでしか出ていません。なるほど、聞けばひどい音です。
世の中うまくいかないものですね。
W-ZERO3[es]
11kHzぐらいまでしか出ていません。AMラジオのような音ですね。
MP3でも16kHzまでは帯域が確保されているので、5kHzも削られることになります。
サンプリングレートが半分ということは、単に帯域が削られるだけでなく、量子化ノイズが可聴域に乗ってくるということをも意味します。
1kHzのところにあるトゲは、スイープに入る前に入っている1kHzの信号です。
iPod nano
比較対象として挙げられている、iPod nanoの特性はきっちり伸びてます。
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