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2005.11.03

GSPlayer2.22aをWindows Mobile 2003(Pocket PC 2003)用にビルドする手順

NagamidoriさんのWindows Mobile (WindowsCE)用メディアプレイヤーの名作であるGSPlayerは、紆余曲折あって日本版のデバイスで動くバイナリが配布されていないので、ソースからビルドしてみる。

やってみると案外簡単。

ここを見て開発環境を整える(手抜き)。基本はMSからダウンロードしてきてインストールするだけ。
eVC++ 4.0、eVC++ 4.0のサービスパッチ、PPC2003 SDK、PPC2003のエミュレータを順次インストールすればOK。

続いて、GreenSoftwareからGSPlayerのソースをいただいてくる。現時点での最新版は2.2a。解凍する。

eVC++ 4.0を起動する。「ファイル>ワークスペースを開く...」でダイアログを開き、GSPlayerのソースを解凍した場所までたどる。

まずは、「libmad」ディレクトリに下り、「libmad.vcw」を開く。

ポップアップメニュー「アクティブな WCE 構成を選択」から「POCKET PC 2003」を選択、右隣の「アクティブな構成の選択」から「Win32 (WCE ARMV4) Release」、もしくは「Win32 (WCE ARMV4) ReleaseXScale」から手持ちのデバイスに適合した方を選択。その右隣「既定のデバイスの選択」は、ActiveSync中なら「POCKET PC 2003 Device」にしておくといいのかもしれない。この設定を、本記事内では「ターゲットの設定」と呼ぶことにします。

F7キーを押してビルド。

ログにエラーが無いことを確認して、次へ。警告はいいです。

「ファイル>ワークスペースを開く...」でダイアログを開き、一つ上のフォルダへ移動し、「libovd」ディレクトリに下り、「libovd.vcw」を開く。「ターゲットの設定」を確認。

F7キーを押してビルド。

「ファイル>ワークスペースを開く...」でダイアログを開き、一つ上のフォルダへ移動し、「madplay」ディレクトリに下り、「madplay.vcw」を開く。「ターゲットの設定」を確認。

F7キーを押してビルド。

「ファイル>ワークスペースを開く...」でダイアログを開き、一つ上のフォルダへ移動し、「GSPlayer2>WinCE_PPC2」ディレクトリに下り、「GSPlayer2.vcw」を開く。「ターゲットの設定」を確認。

F7キーを押してビルド。

これで、ソースを解凍したフォルダの「bin」ディレクトリの奥底にバイナリが出来ているはず。
デバイスにコピーして実行してみてください。

ただ、どうもスクリーン下端のメニューバーがおかしくて、本来「ファイル、リスト、再生、ツール」という並びのはずが、「ツール」のところがプレイリスト追加ボタンになってしまい、そこから一つずつずれていって、SIPアイコンの左隣の空白の部分が削除ボタンになっています。このことを知っていれば普通に使えますが、気持ち悪いといえば気持ち悪いですね。

直して使っている人が居たら教えてください。RAD環境でしかGUIいじったことないので全然分からない……。

jornada7**で動くH/PC版は、同様にH/PCのSDKを落としてきてインストール、「ターゲットの設定」でしかるべき指定をしながらライブラリをビルド、なおかつ最終段階は「WinCE_HPC>GSPlayer2.vcw」のワークスペースを開いてビルドすればできるんじゃないかと思います。jornadaは音が悪いからビルドする気ゼロですが……。Sigmarion III専用版は、「WinCE4>GSPlayer2.vcw」を使うのかな。Sigmarion IIIは、jornadaより断然音いいですが、大きいしなあ。

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