GarageBand入力支援ユーティリティGarageBand Toolbar Ver.0.0.1
GarageBand Toolbar Ver.0.0.1
for GarageBand v.1.1.0
Written by moyashi
「garageband_toolbar001.sit」をダウンロード
GarageBand1の操作性を気のせいレベルで改善するユーティリティを作ってみました。
え? 何で今さらGarageBandの「1」なのかって? そりゃそうです。だって、僕「2」持ってないもん。
■なんだこれは?
GarageBandは、ユーザーが向上心を持ち始めたころにLogicが欲しくなるよう(偏見)、細かい操作がやりにくくなっています。
特に、トラックエディタを開いてチクチクやり始めるとストレスがたまってきます。
GarageBand Toolbarは、そのチクチクを少しだけやりやすくする目的で作りました。
■トラックエディタの「詳細」の「表示」切り替え支援機能
まずGarageBandで気に入らないのが、トラックエディタの「詳細」にある「表示」がポップアップボタン操作なこと。
「音符」、「ピッチベンド」、「モジュレーション」、「サステイン」。これらは、できれば同時に見比べながらエディットしたいところです。
しかし、実際にはそれができないばかりか、このうちの一つをポップアップボタンからメニューから選択して表示させるようになっています。
これが激しく使いにくい。せめて、カチカチとワンアクションで切り替えられればいいのに。そう思います。
見たまんまですが、ウインドウの上に四つ並んだボタンを押すと、それが切り替えられます。
それ以上でもそれ以下でもありません!
■トラックエディタの「拡大/縮小レベル」の切り替え機能
もう一つが、トラックエディタの「拡大/縮小レベル」のトグル動作による切り替え機能です。細かいパターンを見たり、大づかみをしたりと「拡大/縮小レベル」は切り替えながら使いたいところです。
「拡大/縮小レベル」は、拡大時はこれぐらい、縮小時はこれぐらい、と2段階あれば十分だと思います。また、特に拡大時はコレと決めた「拡大/縮小レベル」に決め打ちしたいのが普通でしょう。GarageBandではこの操作をスライダーで行なうようになっています。大づかみしたり、細かい作業をしたりする度にいちいちアナログライクな操作で調整しなければならず、作業効率が落ちます。
希望の「拡大/縮小レベル」に一発で設定するのはちょっと無理でしょう。
GarageBand Toolbarを使うと、二つのスライダーで設定した「拡大/縮小レベル」の間を交互に切り替えできます。
■GarageBandが表に無いときは消えてほしい!
GarageBand Toolbarはすべてのウインドウの最前面に表示させるようになっています。
だからToolbar的な使い方ができるわけですが、GarageBandが表に無いときも前面に表示されます。
これはたまらん! うざすぎる! そう思うのが普通の感覚でしょう。
技術的には解決できる問題のはずですが、GarageBandのクリエータ名の情報が必要です。info.plistには「band」とありますが、これではなかった!
よく分からないのでそのままにしてあります。
■バグ?
GarageBandはAppleScriptに対応していないので、UI Element Scriptingで泥臭く制御しています。
トラックエディタが表示されていないときでも、トラックエディタをこじあけて操作をするようにしてありますが、何かの拍子にこの動作がうまくいかなくなることがあります。
トラックエディタを表示さえしていれば問題無いかと思いますが、これはGarageBandを起動し直すと直るようです。
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