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2005.08.17

Mac OS X用AppleScript/Perlの開発環境「Script Debugger3.0」「Affrus1.0」

 Late Night Software Ltd.の「Script Debugger 3.0」と「Affrus 1.0」を買った。バンドルキャンペーンをやっていたからだ。二つで$239。これを高いと見るか安いと見るか。

lns

 いずれも、Mac OS Xにおいて貴重な開発環境。「Script Debugger 3.0」はAppleScriptの、「Affrus 1.0」はPerlの開発環境で、それぞれデバッガが付いているところに価値がある。

 その昔は「Script Debugger」に日本語版が存在したので取りざたされることも多かったようだけれども、国内での販売をやめてからは存在は忘れられがちのようだ。

 デバッガの機能である、ステップ実行、ブレークポイントの設定、変数モニタは開発環境の基本とはいえ、便利過ぎ。これ無しでのスクリプティングは、もはや考えられないほど。
 小規模なスクリプト、相手が小さいスクリプトなら標準の「スクリプトエディタ」でもいいんだけど、オブジェクト構造が複雑怪奇なAdobeアプリなんかだと、もうスクリプトエディタなんかではやってらんない。

 properties of someObject

みたいなことをして、ログを見てプロパティの項目や中身を調べるようなことは日常的にやるけれども、これが整理されて表示されるというだけでもありがたい。

 「Script Debugger 3.0」の魅力はもう一つある。というか、デバッガよりこっちに真の魅力があるといってもいいほどなんだけど、それは「Explorer」機能。これは、tell対象となるアプリケーションの、そのときのすべてのオブジェクトとプロパティを、地引き網よろしくしらみつぶしに調べてきて、階層構造にして表示してくれるもの。
 初めてスクリプティングをするアプリケーションでも、スクリプティングの方針は、これを見れば一撃。
 「Shrink your workload and expand your productivity」といううたい文句はダテではない。

 「Explorer」機能の有用性はこれにとどまらない。「Update」ボタンを押すと、この階層表示されたオブジェクト、プロパティ群を最新の状態にしてくれるのだけど、変更があったプロパティに赤く色が付く! ものすごく複雑なオブジェクトの、どこに目当てのプロパティがあるのか皆目見当が付かない場合でも、アプリケーションを操作して、その結果を 「Explorer」で見れば、変化のあったところが指し示されるのですぐ分かってしまう。

 まるでラピュタの位置を光条で知らせる飛行石のような機能だと表現してみようか。

 おっと、「Affrus」のことを忘れていた。これは、Perl版「Script Debugger」とでもいうべきもので、しかも使用感はエディタのように手軽。あまりPerlを知らないのだけど、これがあれば覚えも早いだろうし、Mac OS X環境においては貴重なPerlのデバッガ付き開発環境で、前から気になっていたので、いっしょに買ってみた。
 EclipseのepicはMac OS Xでも動くのだけれど、肝心なデバッガがWindows専用で悲しい思いをした。
 多分、Mac用のPerlのデバッガ付き開発環境としては唯一? perl -dはありますけどね……。

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